2014年 08月 12日
建築 新しい仕事のかたち |
人口減少、新築住宅に対する優遇税制による供給増、建物が建っている土地の固定資産税の評価減などの理由により空き家の数が増え続け、先月末に発表された統計では、全国で空き家の数が820万戸まで膨れ上がっています。
先日読んだ、松村秀一さんの著書「建築 新しい仕事のかたち ・箱の産業から場の産業へ」は、この空き家問題を射程とし、この膨大な空き家のストックを空間資源としてとらえ、新しい利用価値を生み出していく試みを多数紹介しています。
新築に重きが置かれていた仕事「箱の産業」から、箱を豊かな生活の場へ仕立て直していく仕事「場の産業」への変換。それは建築家に求められる役割の変換、あるいは拡張でもあります。

先日読んだ、松村秀一さんの著書「建築 新しい仕事のかたち ・箱の産業から場の産業へ」は、この空き家問題を射程とし、この膨大な空き家のストックを空間資源としてとらえ、新しい利用価値を生み出していく試みを多数紹介しています。
新築に重きが置かれていた仕事「箱の産業」から、箱を豊かな生活の場へ仕立て直していく仕事「場の産業」への変換。それは建築家に求められる役割の変換、あるいは拡張でもあります。

by n-architect
| 2014-08-12 19:39
| 本