2016年 11月 18日
杉本博司 ロスト・ヒューマン 展 |
週末に東京都写真美術館で行われていた、杉本博司「ロスト・ヒューマン」展に行ってきました。初期の作品、海景やジオラマは時を遠く遡り、生命の起源や太古の世界などを想起させる作品をであっと思います。今回の「ロスト・ヒューマン」展では「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」の文章ではじまる、文明が滅びる未来を想定した33のシナリオを表現した作品が展示されています。
「太古の世界」と「文明が滅んだ世界」。歴史のベクトルは逆であっても、表現の奥に人がいない或いは人が極めて少ない時の世界を見つめています。人の存在そのものや人間のつくりだす社会の危うさを再考させざるを得ない作品です。またしっかりとシナリオを読みなおしたいと思い、作品集を購入しました。


「太古の世界」と「文明が滅んだ世界」。歴史のベクトルは逆であっても、表現の奥に人がいない或いは人が極めて少ない時の世界を見つめています。人の存在そのものや人間のつくりだす社会の危うさを再考させざるを得ない作品です。またしっかりとシナリオを読みなおしたいと思い、作品集を購入しました。


日本大通の銀杏も色づきはじめていますよ。
by n-architect
| 2016-11-18 21:32
| アート