2018年 02月 25日
ギャラリー間「en〔縁〕:アート・オブ・ネクサス」+会田誠展 |
ギャラリー間でおこなわれている、第15回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展の帰国展「en〔縁〕:アート・オブ・ネクサス」に行ってきました。モダニズムを通じて失われてきた社会の様々な結びつきは、建築的な解法によって再生・構築できるのかという課題。
この難問に応答する建築的な解法として「人の縁・モノの縁・地域の縁」という視点から、12組の建築家のプロジェクトを捉えた展示です。




社会に強いメッセージを発するものではないものの、どのプロジェクトも社会生活の質を改善しようとする、きわめて丁寧な提案がみられます。
この後、表参道でおこなわれていた会田誠展に向かいました。最終日ということもあってか大盛況で、入場まで30分くらい待つ行列です。




はじめ会田さんはアイロニカルかつ誇大妄想的な案を軽いノリでバーンと発表するつもりだったようですが、考えれば考えるほど、暗澹たる未来しか浮かばない。
そこで少し方向を転換し、混沌とした頭の中を見せる展示としたとのこと。
一方、建築家達の提案は極めて身近でセンシティブなテーマから、都市の未来像をボトムアップしていこうという提案。どちらも都市や社会をテーマにした展示ですが、建築家と芸術家の思考の対比とみると面白い。こうしてみると建築家達の提案は極めて真面目な提案です。会田さんはそんな建築家や都市計画家達がつくった都市は窮屈すぎて面白くないと思っているのかもしれません・・(笑)。
この難問に応答する建築的な解法として「人の縁・モノの縁・地域の縁」という視点から、12組の建築家のプロジェクトを捉えた展示です。




この後、表参道でおこなわれていた会田誠展に向かいました。最終日ということもあってか大盛況で、入場まで30分くらい待つ行列です。




そこで少し方向を転換し、混沌とした頭の中を見せる展示としたとのこと。
一方、建築家達の提案は極めて身近でセンシティブなテーマから、都市の未来像をボトムアップしていこうという提案。どちらも都市や社会をテーマにした展示ですが、建築家と芸術家の思考の対比とみると面白い。こうしてみると建築家達の提案は極めて真面目な提案です。会田さんはそんな建築家や都市計画家達がつくった都市は窮屈すぎて面白くないと思っているのかもしれません・・(笑)。
by n-architect
| 2018-02-25 11:53
| 建築