2018年 08月 22日
建築の日本展 |
森美術館でおこなわれている「建築の日本展・その遺伝子がもたらすもの」に行ってきました。千利休作と伝えられる国宝の茶室「待庵」が原寸で再現されていてます。内部に入ることもできるので、その空間を体感できます。


ピロティによって持ち上げられた丹下健三自邸 1/3モデル。
プロポーションの美しさがよくわかります。残念ながら現存していません。

同じくピロティ形式の建築で丹下さんの代表作のうちの一つ、広島平和記念資料館竣工の翌年、1953年の竣工です。平和記念資料館のブルータルなピロティーは柱の形状などからも、ル・コルビジェのユニテ・ダビタシオンに影響を受けていることがわかりますが、木造の自邸のピロティーは、桂離宮新御殿の高床構造にイメージが重なります。
プロポーションの美しさがよくわかります。残念ながら現存していません。

by n-architect
| 2018-08-22 11:25
| 建築