2022年 12月 02日
セゾン現代美術館 |
先日、軽井沢のセゾン現代美術館に行ってきました。ウォーホール、ジャスパー・ジョーンズ、クレー、カンディンスキー、マーク・ロスコなど有名どころのアーティストの現代美術の作品が満載のコレクション展を楽しみました。美術館の設計は菊竹清訓さん。庭園の斜面と屋根の勾配が連続して見え、背景となる浅間山の森に抜けていきます。 この斜面には安田侃さんの作品が置かれています。
その後冷たい雨が降る中でしたが、この美術館の見どころの一つである彫刻家の若林奮さんが全体計画をした庭園を散策。
こちらは美術館の敷地へのエントランスで若林奮さんの作品。存在感があります。
この庭園は川のせせらぎを聞きながら彫刻作品を巡る回遊式で、イサムノグチさんや安田侃さん、脇田愛二郎さんなどの作品が配置されています。
庭園の中に流れる川には若林奮さんの作品の鉄の橋が架けられています。蛇行する川と斜面を意識してデザインされたランドスケープのバランスがとても美しい。
ただ、小さな穴が規則的にたくさん並べて空けられてたり、橋の桁が床板と手摺に隠されデザインされているためか、不思議と重さを感じません。
雨に濡れた姿もカッコいい。
by n-architect
| 2022-12-02 16:50
| アート