21 21 DESIGN SIGHT 「ゴミうんち展」

「21　21　DESIGN　SIGHT」でおこなわれている「ゴミうんち展」に行ってきました。アーティストが「ゴミとうんち」に焦点をあてた作品を作成し、社会問題や世界の複雑な循環構造をつまびらかにしていく企画展です。

21　21　DESIGN　SIGHTは安藤忠雄さん設計。一枚の鉄板を折り曲げて地面に突き刺さすようにデサインされた美しいフォルムの建築。ミットタウンの芝生広場から見ると、竣工当初はなかった後ろの高層マンションが目を引いてしまいますね。

ガラクタにピンをつけることでバッジに転化させていく作品。下水管にたまった泥からタイルをつくるプロセス。海に浮かぶプラスチックのごみを溶かして椅子をつくる作品。動物のフンを乾燥させ、漆で固めて、動物そのもののかたちに成形する作品。

その後、ギャラリー間でおこなわれている「大西麻貴+百田有稀　o+h展」へ。

2階の展示室が特に印象的でした。舞台のセットを袖の幕の間からのぞきこむ様な展示の方法。大西さんと百田さんが想像する建築で生み出された街に迷い込んだような楽しい演出。先日行ってきた丹沢のキャンプ場。壊れた鉄製の水門がジブリ感を醸し出す。とても魅力的なサイトばかりで、再訪確定です。進行中の案件があと少しのとこで、構造の適合判定で時間がかかり足踏み状態。はやく先に進みたい。でもここはぐっと辛抱です。