野崎哲郎建築設計事務所 のblog

a+u 2017年11月号 European Architecture 1945-1970

今日a+u 2017年11月号　European Architecture 1945-1970を購入しました。
モダニズムとコンテクストとの融合をテーマに集められた、1945年～1970年につくられたヨーロッパの建築の特集です。どれもすばらしいばかりで写真で、時を経て熟成された建築の美しさを感じることができます。
表紙の写真は　アルド・ファン・アイク設計のデン・ハーグのカトリック教会。
コンクリートブロックでつくられた簡素な教会ですが、写真から濃厚な詩情が漂よってきます。
今月ももうすぐ終わりですが、忙しくて少々バテ気味。こういうときに限って新しいPCが壊れたりして、少し気分が凹みましたが、いい建築写真を見て元気がでました。頑張って乗りきろう！

横浜トリエンナーレ 2017

仕事の合間にちょこちょこと横浜トリエンナーレを見学。
まだ全ての会場をまわったわけではありませんが、BANK　ART会場と開港記念館の地下室が面白かった。
こちらはBANK　ART会場の丸山純子さんの作品。コンクリートの空間を埋め尽くす花畑は、時間が一瞬止まったような、非現実的な世界をつくりだしています。
開港記念館の柳幸典さんの作品。暗闇の中に光るゴジラの目玉。不気味な存在感は、現代の社会状況の緊張感を表現しているよう。
氷川丸にも展示がされていて、トリエンナーレのチケットで見学できます。
氷川丸のデッキからの眺めが素晴らしい。
こちらは代官山のヒルサイドテラスの川俣正「工事中　再開」展。途中でテナントからのクレームで中止を余儀なくされた、1984年の「工事中」展の写真も展示されています。芸術の秋ですね。

藤原新也 「沖ノ島展」

先日　日本橋の高島屋でおこなわれていた、藤原新也「沖ノ島展」に行ってきました。沖ノ島の自然、奉納されていた宝物などを撮影した大判の写真によって、デパートの上に突如現れる異空間。島全体が古代の姿のまま残されていることが感じられます。もともと一般人の入島は厳しく制限されていましたが、世界遺産に指定され、今後一般人の入島は許可されなくなりました。
写真撮影OKということでしたが、ともかく大混雑でしたので、皆さんの見学の邪魔にならないときにさっと携帯で撮らせてもらった写真。2013年に写真集も出版されていますので、興味のある方はぜひ。
8月に入ってなんだかずっと天気がよくありませんね。そろそろ広い青空が見たい。

映画「光」

先日、河瀨直美監督の映画「光」を観てきました。チラシは恋愛映画風につくられていて、大きく珠玉のラブストーリーと書かれていたりもしますが、いわゆる恋愛映画とはだいぶ趣が異なります。いい意味で大きく裏切られました。

視力を奪われていくカメラマン、痴呆が進行して記憶が薄れていく母など、失われていくものへの思いが描かれています。主人公とヒロインが受け止めなくてはならないものが重く、心にどっしりときます。印象に残るいい映画でした。映像も美しかった。
「光」と同じく河瀨直美監督×永瀬正敏主演の映画「あん」を見逃してしまっているので、今度DVDを借りて観ようと思います。
今月は月初めに体調を崩してしまいました。この夏は忙しくなりそうなので、まずは体調管理に気をつけます。

エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017

昨日は夕方まで仕事して、その後、事務所の目の前の神奈川県民ホールへ。

「エレファントカシマシ30th ANNIVERSARY TOUR 2017」に行ってきました。

地元開催ですからね、行かないわけにはいきません。僕が行ったライブでは過去一番MCが多く、楽曲へ思いなどを丁寧に解説。きっと30周年を記念した全国の各都道府県をまわるツアーなので、初めてライブに訪れてくれた人達への配慮なのでしょう。

新曲も披露されました。NHKみんなのうたのために書き下ろした「風と共に」！

こちらは先日の山下公園から見た横浜開港記念祭の花火。

6月ですからね、今年もやっぱりちょっと涼しかった。